オープン直後、2016年の5月4日に出かけてきました。
(基本データ)
住所:京都市下京区観喜寺町
TEL:075-323-7334
開館時間:10時~17時半
休館日:毎水曜日、年末年始(12/30~1/1)
※祝日および春休み(3/25~4/7)、夏休み(7/21~8/31)は開館
※荒天時などの場合には臨時休館
入場料金:大人1200円、大学生高校生1000円、小中学生500円、幼児200円
駐車場:なし
すごく混んでいるだろうな~、と思いつつも行ってきましたよ、京都鉄道博物館!
しかも、ゴールデンウィークのど真ん中の5月4日に。
今日はオープンが9時ということだったので8時半には現地に着いたのですが、時すでに遅し。
長蛇の列でした。チケット入手に20分くらいかかったでしょうか。
皆さん、私のように当日チケットではなしに、ちゃんと前売券を買っておきましょう。
エントランスから中へ入ると、そこはプロムナード。
正面にはC62型蒸気機関車、クハ86型列車、0型新幹線がお出迎え。
ほとんどの人はプロムナードを通って本館へ。
しかし、ここはあえて、蒸気機関車の左側の細い通路を通り、旧二条駅舎方面へ。
実は、これがSL乗り場への最短コースなのです。
途中には、授乳室などもありました。
扇形車庫を裏側から突っ切ります。
気になるものはいろいろあるかもしれませんが、とにかく突っ切ります。
おおお、お目当てのSLスチーム号です。
本館を通らずにここへ来る人はほとんどいないので、すぐにチケットをゲットできます。
下記の券売機で購入します(大人300円、子ども100円)。
すぐに乗ってもいいし、(時間予約が可能なので)チケットのみ購入しておいて後から乗ってもOKです。
通常の順路を無視しちゃったので最初の位置に戻って説明しますね。
プロムナードには様々な車両が並んでいます。
各車両から日本の鉄道技術のあゆみを知ろうというエリアです。
昭和初期の食堂車なども見ることができます。
弁当販売などもありました。
見学しかできない車両もありましたが、試乗できるものもありました。
プロムナードを突っ切った奥に本館があります。
本館に入る手前には、小さな中庭があります。
快適なスペースですが、ここに座れたら超ラッキーでしょうね。
中庭に続くのがトワイライトプラザ。
このEF81形電気機関車の横で、「運転シュミレータ」の整理券が(抽選で)配布されていました。当然ながら、長蛇の列です。抽選するのにも数十分待ちです。
でもさ~、長時間並ばせておいて抽選ってあんまりじゃ、と私は思うのですが。。。
では、いざ、本館へ。
入ってすぐのところには国産初のSL「233号機関車」が。
これは1903年に製造されました。
上記SLの横にはインフォメーションセンターがあります。
分からないことは何でもここで聞きましょう。
SL233号の横からは「鉄道のあゆみ」を知るコーナー。
馬が貨車を引いていた頃のことや、動力機関の発明などについて知ることができます。
こちらは英国の発明家、ジェームズ・ワットによる腹動式蒸気機関。
説明書きは子ども向けにも分かりやすく書かれています。
プロムナード同様、様々な車両の展示がされています。
軌道自転車乗車体験(身長120cm未満不可)は60分待ちでした。
この博物館には体験して学べるものがいっぱいあるので、子どもは飽きることがないと思います。
これはアーチ橋をどのようにして作るかが学べるブロック。
ブロックを組み立て、最後に白い半円を取り出したら、頑丈な橋が出来上がっています。
ここにこのパーツを入れるだけでも頑丈な橋になります。
打音検査も疑似体験ができます。
ブロックの状態によって、微妙に音が変わります。
踏切体験も。
車掌体験コーナーは大人気でした。
なつかしの昭和の駅などもありました。
1Fには飲み物の自動販売機や、休憩用のベンチなどもありました。
続いて2階へ。
移動にはエレベーターもあるのでベビーカーの方や高齢の方なども安心です。
1階でも体験できるものが多くありましたが、2階では体験しながら学べるものがさらに充実しています。
こちらは、「列車に乗ろう」のコーナー。
昔の改札口。
現在の改札の体験では、きっぷを購入するところから始まり、
スケルトンの改札に、購入したきっぷを入れます。
このような案内表示も、
自分で設定を行います。
上記トワイライトプラザで紹介した運転シュミレータはこちらで行います。
2階は吹き抜けになっているので、1階の車両を見渡すこともできます。
こちらは大型模型運転のコーナー「列車を安全に走らせよう」。
90分待ちでした。
こちらは「指令所」の体験です。
巨大な鉄道ジオラマもありました。
運転時間中は入場制限があります。
11:30から12:40は(ショーのない)自由見学時間でした。
2階にはキッズパークもあります。
プラレールなどのおもちゃで遊べます。
続いて3階を紹介ます。
3階のホールは無料のお食事場所になっていました。
ホールからスカイテラスまでは細い通路になっていて、 こんなシートが並んでいます。
ここからも1階を見下ろせます。
こちらがスカイテラス。
スカイテラスの床に座って食事している方たちも多かったです。
スカイテラスからはJRの線路を真下にみることができます。
再び2階へ降り、連絡デッキを通っていきます。
途中、デゴイチの検査場を見学することもできます。
デッキを下りると芝生広場。
ここでお弁当を広げておられる方も多かったです。
デッキから見下ろした「梅小路蒸気機関車庫」。
フェンスにのぼって撮影していたら係員の方に注意されてしまいました。
こちらは地上からの撮影。
客車休憩所なるところもありました。
SL乗り場の前にも休憩所がありました。
いよいよSL乗車体験です。
もちろん満席です。
左右どちらの席がいいか?
JR線路側の方がおすすめです。
反対側は緑が多くてそれはそれでいいのですが、
JR線路側は、こんな風に至近距離で電車をながめることができます。
最後に、博物館の出口のところにあるミュージアムショップですが、こちらも長蛇の列で入店までに数十分待ちでした。
再入場可能なので、博物館内があまり混むようならお隣の梅小路公園の原っぱで食事休憩するという方法もあります。移動販売車も多くありました。
私はお昼に、博物館前にあるSizuyaへ。
昔からここのパンは大好きです。
Sizuyaは朝7時から営業しているので、ここでお昼を買って博物館へ持ち込むという方法もありますね。