(基本データ)
名称:嵐山トロッコ列車(あらしやまトロッコれっしゃ)
コース:トロッコ嵯峨駅⇔トロッコ亀岡駅
TEL: 075-861-7444 (自動音声案内)
料金:大人片道880円、子ども440円
運転日:3月1日~12月29日
定休日:水曜日
運行日時・予約状況
ネット予約する方法は?
予約は[こちら]のページから行えます。
「乗車券予約購入」のバナーをクリックします。
あとは指示に従って入力すれば完了!
予約したチケットの受取は、「みどりの窓口」や「みどりの券売機」で行えます。私は、最寄り駅の改札横の自動券売機のところにある「みどりの券売機」を使いました。
券売機で最初に「予約したきっぷのお受取り」にタッチし、「JR西日本5489サービス」にタッチ。
クレジットカードを券売機に挿入し、電話番号の下4桁を入力した後は、指示に従って操作すると、券売機から自動でトロッコ列車のきっぷが出てきます。
とても簡単ですね!
当日でも乗車券は買える?
今回紹介するのは、嵐山へ出かけたからには乗ってみたい「トロッコ列車」です。
「JRのみどりの窓口で切符を予約できるみたいだけど、なんだか面倒くさそう」
という私のような人には、この記事が役立つのではないでしょうか?
さて、今回出かけたのは10月の3連休のど真ん中、10月11日(日)でした。
JR嵯峨嵐山駅に着いたのは9時半過ぎ。
はたして当日でもチケットを買えるのかちょっとドキドキです。
JR嵯峨嵐山駅の階段を下りたすぐ目の前にトロッコ嵯峨駅があります。
トロッコ列車は1時間に1本。
「指定発売中」と書かれている場合は、まだ指定席が取れるということ。
「立席券」と書かれている場合は、指定席は完売しているけれども、立席であればまだ乗ることができるということです。
午後からの便でないと乗るのは無理かな、と思っていましたが、すんなりとチケットが買えそうです。10:07分発の列車に乗ることにしました。
10月の3連休のど真ん中の日曜日でこういう状態なので、ハイシーズン以外の週末なら、当日でも十分チケットは入手できそうです(……と、呑気な私は考えています。)
しかし油断はできません。
9時半過ぎでも、この混みようです。
当日どうしてもトロッコ列車に乗りたいという人は、事前予約をしておくか、早朝に来ることをおすすめします。
あれれ?
電光掲示板では「立席券」となっていましたが、指定席券がとれてしまいました。
「写真撮影をしたいので立席券の方がいいんですが」
と窓口で言ったところ、
「指定席からでも写真撮影できますよ」
とのことでした。
紅葉の時期のトロッコ列車は最高でしょうね。
ただし、紅葉時期は事前予約なしに乗ることは相当難しそうです。
発車までしばらく時間があったので、コンビニへ朝食のおにぎりと飲み物を買いに。
JR嵯峨嵐山駅前のメイン通りを真っ直ぐ50メートルほど進むと右側にローソンがあります(※駅からは看板が見えません)。
駅前のベンチでおにぎりを食べ、発車5分くらい前になると乗車開始となりました。
トロッコ列車は5両編成です。
指定席からでも写真撮影はできる?
一番先頭の車両は「ザ・リッチ号」と呼ばれています。
窓口でたずねると、「指定席券を持っている人は、立席もご利用できます」とのことでした。
ただし、スペースに余裕があれば、ということになりますが。
約25分間のトロッコ列車の旅はじまり~。
指定席の車両は窓の上の方と下の方はガラスになっていますが、真ん中は開放されています。なので、写真撮影も問題なし。
列車が走り始めたら通路側の人は通路に立って撮影もできます。
トロッコ列車に乗る前は、どの座席が写真撮影にいいか、などと考えていましたが、結論としては、指定席がいいですね。
保津川も進行方向の右側へ来たり左側へ来たりするので、進行方向のどちら側に座っても大差はありません。
どうしてもいい写真が撮りたいという方は、トロッコ乗車を往復で利用するといいかもしれません。
ほどなく、トロッコ嵐山駅に到着。
ホームが短いため、ほとんどの車両は真っ暗なトンネルの中で停車です。
トロッコ嵐山駅を出ると、急に景色がきれいに。
美しい保津川の景色を間近から
ここからは川沿いに走っていきます。
しばらくは、保津川は進行方向の左側にあります。
川が緑色ですね~。
なお、最初しばらくは保津川は進行方向の左側にありますが、途中から右側に変わるため、反対側の席に座っている人もご安心を。
やはり、紅葉の時期に来たら最高でしょうね。
川下りの舟とトロッコ列車が出会うと、乗客はお互いに手を振りあうならわしのようです。
トロッコ保津峡駅に到着しました。
……と、ホームに何かいるではありませんか。
酒呑童子という鬼が、そのまま1号車に乗り込んできました。
この鬼、車両を順番に回ってくるので、運が良ければ一緒に記念撮影ができます。
トロッコ列車はどんどん進んでいきます。
あちらにはJRの列車が停車しています。
JR保津峡駅は橋の上にホームがあるため、遠くから見るとこんな感じになるのです。
再び、JRの線路と交差します。
山間部を抜け、急に視界が開けると、トロッコ亀岡駅へ到着。
亀岡駅に到着したトロッコ列車はすぐに折り返します。
折り返すトロッコ列車を見送っているところ。
上と同じ画像なんですが、先頭車両の「ザ・リッチ号」部分だけを拡大してみました。
立席と言っても、席の指定ができないというだけで、ちゃんと席はあります。
窓はないので開放感ありますね。
トロッコさん、さようなら~。
こちらはトロッコ亀岡駅の外観です。結構きれいな駅ですね。
トロッコ亀岡駅と言っても、JR亀岡駅の近くというわけでありません。
最寄駅はJR馬堀(うまほり)駅になります。馬堀駅は線路沿いに歩いて10分。
トロッコ亀岡駅から徒歩1分のところには馬車のりばがあります。 詳細については[こちら]の記事をご覧ください。
ちなみに、11:45分頃に再びトロッコ嵯峨駅で混み具合を見てみると、12:07「満席」、13:07「立席券」、14:07「立席券」、15:07「指定発売中」、16:07「指定発売中」となっていました。