2016年1月23日に出かけてきました。
(基本データ)
住所:京都市東山区東町大路松原上る下弁天町70
TEL:075-561-5127
参拝時間:24h可
年中無休
拝観料:無料
駐車場:?
安井金毘羅宮公式HP
東山安井の交差点を東山通に添ってしばらく進むと、東山通に面したところにこのような鳥居が現れます。
「悪縁を切り良縁を結ぶ祈願所」、それが安井金比羅宮(やすいこんぴらぐう)です。鳥居をくぐり、参道を進みます。
まずは手水舎で身を清めます。
目の前に出現する異様な形をしたもの。
これが「縁切り縁結び碑(えんきりえんむすびいし)」です。
この碑の横で、形代(かたしろ)を手に入れます。
無人なので、100円をそのまま賽銭箱へ入れます。
これが形代です。
まずはここに願い事を書きます。
テーブルにサインペンが置かれているので、その場で書きます。
サインペンでは味気ないという方は、色ペンなどを持っていくといいかもしれません。
書き方の決まりは何もありません。
どのような方法で書いてもいいようです。
先ほどの画像を再度アップします。
願い事を書いた形代を手にしたまま、碑の中央の穴をくぐって裏側へ抜けることで、まずは悪縁を切ります。穴は小さいので、ほふく前進となります。四つん這いもまだできない赤ちゃんがズリズリと前に進んでいく、あのスタイルです。
続けて、形代を手にしたまま、今度は裏側から再び穴をくぐり、元の位置へ戻ってきます。これで良縁を呼び込めるというわけです。
そして最後に、形代を備え付けののりで貼りつけます。
ネットでは恨みつらみの願い事が多い不気味スポットとして紹介されているものもありますが、形代をあちこち拝見しても、どれも良縁を祈願する内容のものばかりでした。
かつてどうだったかは知りませんが、今は縁結びとしての側面が強く、若い人たちでいっぱいのスポットです。
と思っていましたが、絵馬に関しては縁切りを願うものであふれていました。
「長男●●と▲▲さんとのご縁が切れますように」
「●●が二度と眼前に現れないようにしてください」
「●●が店を辞めますように」
「●●家との縁が切れますように」
「●●と外の女との縁が切れますように」
「●●がこの世からいなくなりますように」
などなど。
相手の実名、またフルネームが書かれているものも多いのに驚きました。
ちなみに19時頃の安井金比羅宮の様子はこんな感じで、この時間でも中に入ることはできますが、ほとんど誰もいませんでした。遅い時間にここを訪れると、もののけに憑りつかれることがあるからかもしれません。ここを訪れるなら明るいうちに訪れましょう。
なお、縁切りをメインにされたい方は、「菊野大明神」へあわせて行かれてはどうでしょうか? そちらは かつて、藁人形やら、髪の毛を巻きつけたりして縁切りを祈願したところらしいので、今でも相当薄気味悪いです。多少の覚悟はしてお出かけください。また、観光客もほとんどいないスポットなので、落ち着いて縁切りを念ずることができると思います。