(基本データ)
名称:錦市場(にしきいちば)
位置:四条通の一本北側。新京極から約390メートル。
営業時間:店舗により異なる(10:00~18:00が多いが、一部店舗では19:00頃まで営業)
定休日:店舗による異なる(水曜日定休日のところが多い)
所要時間の目安:60~90分
アクセス
京の庶民の食文化に親しめる市場
京都へ来たからには京都らしいものをあれこれ食べたい!
そんな時は錦市場へ。
全店舗、アーケード内にあるので大雨の時でも安心です。
四条から寺町通りを200mほど上がると、錦市場の入り口が見えてきます。
平日でもすごい賑わいです。
なお、市場という名がついていますが、ほとんどの店舗の営業時間は10時~18時くらいです。
お漬物
ここは庶民の台所。そして、試食や試飲などサービス精神旺盛のお店が多いのが特徴です。
こちらは錦市場に入ってすぐのところにある漬物店「高倉屋」。
錦市場では遠慮する者は負けです。
がんがん試食・試飲しましょう。
どれでも試食し放題。なんて太っ腹!!
お腹がすいてきたのできゅうりをいただくことに。
さっぱりとした酢味で、ひんやり感もGOOD。100円でした。
錦市場のアーケードは1本道なのでとても分かりやすいです。
ふりかけ、ごま、和菓子
続いて立ち寄ったのが高倉屋から8軒ほど先の珍味・ふりかけ店「櫂(KAI)」。
一見、ただの一口サイズのタコですが、
なんと、たこの頭の部分はうずら卵になっていました。250円でした。
こちらは櫂の6軒ほど先の向かい側にある「ごま福堂」。ごま専門店です。
金ごましょうゆ餅・串団子なるものを買ってみました。130円です。
これでもか、というぐらいゴマがてんこ盛りになっていてボリュームがあります。
「ごま福堂」の5軒ほど先にあるのが「錦 幸福堂」。こちらは和菓子やさんです。
めちゃくちゃおいしそうだったので買ってしまいました。
むしふくさ173円でした。
魚介、鶏卵、蒲鉾
「錦 幸福堂」の6軒ほど先にあったのが「山元馬場商店」。
活川魚・加工品のお店です。
わかさぎの天ぷらを買ってみました。これ一皿で150円なのですよ。
どんどん行きますよ。
こちらは、「山元馬場商店」から8軒ほど先にある「三木鶏卵」。
だし巻きの専門店です。
ふっくらふんわりで、これまたボリュームがありました。値段忘れましたが安かったです。
こちらは「三木鶏卵」から11軒ほど先にある蒲鉾専門店の「丸亀」。
エビ天をいただきました。140円でした。
こちらは「丸亀」から3軒ほど先にある「鮮魚木村」。
柳馬場通りと交差したところにあります。
これまた、どれもすごくおいしそうでした。
生マグロのカルパッチョをいただきました。
たった1串のために、笑顔でレモンを絞ってかけてくださり、わさびと醤油も添えてくださいました。どのお店にも、おもてなしの心が感じられます。
豆腐、煎餅
「鮮魚木村」から8軒ほど先にあるのが京とうふ藤野直営店の「こんなもんじゃ」。
学生の頃はここでドーナツを買って分け合って食べたな~。
なんせ豆乳ドーナツが10個入りで300円。コスパ最高。
今日は、豆乳を飲んでみます。200円でした。
どうですか、この色合い!普通の豆乳じゃないですよ。
まるで豆腐を飲んでるようなコクのある豆乳です。
「こんなもんじゃ」では、こんなものもありました。
「こんなもんじゃ」の8軒ほど先にあるのが、もち焼き煎餅の「寺子屋本舗」。
1枚120円くらいのものが多いのですが、奮発(?)して150円の特上海苔のお煎餅。
出来立てなのでしょうか。まだ温かかったです。
ついに錦市場の端、高倉通りまで来ました。
こんな立派なものも掛けられていました。
もう一つだけ紹介します。
京漬物とぶぶ漬け
先ほどの「寺子屋本舗」の隣にある京漬物専門店の「西利」です。
錦市場のシメはここで決まりでは?
好きなお漬物を選びます。ほとんどが1カップ108円です。
お漬物108円×2種、野菜のあんみつ216円とご飯、味噌汁のセットで756円でした。
お漬物3種なら648円です。お漬物2種なら540円ということでしょうか?
こちらは赤かぶら。
瓜。
ほうじ茶で、ぶぶづけ(お茶漬け)にすることもできます。
ほのかな甘みの野菜のあんみつ。
店内はこんな感じで落ち着いています。
食べ歩きの疲れもここで癒すことができました。