(基本データ)
住所:京都市左京区鞍馬本町1074番地
TEL:075-741-2003
拝観時間:9時~16時半
年中無休
拝観料:大人300円
ケーブル(利用者のみ):大人片道200円、小学生以下片道100円
駐車場:近隣パーク1回500円
鞍馬寺公式HP
叡電1日乗車券『えぇきっぷ』は乗り放題1,000円で、かなりお得!
鞍馬寺や貴船神社は京都の奥地にあるため、アクセスがあまり良くありません。そのため交通費も多くかかりがち。叡山電車の片道きっぷだけでも420円かかります。
また健脚者であれば、鞍馬寺から山を超えて徒歩で貴船神社へ行く方法もあるのですが、意外に時間(1時間弱くらい)がかかり、道も結構きついのです。
そこで、ネットで探し出したのが今回利用した叡電1日乗車券『えぇきっぷ』。
叡山電車が1日乗り降り自由になる上、様々な特典が用意されています。
今回はこんな特典を利用しました。
乗り放題で切符代がお得に!もみじのトンネルも楽しめる!
まず今回利用したのは、出町柳→鞍馬の乗車券が420円、鞍馬→貴船口210円、貴船口→出町柳420円なので通常であれば合計1,050円。
乗車券だけで言うと50円お得になりました。
また、叡山電車はかなり風情のあるところを通っていくので景色も楽しめます。
市原駅と二ノ瀬駅の間には「もみじのトンネル」と呼ばれるところもあり、美しいです。電車の窓に触れそうな距離でもみじが楽しめます。紅葉シーズンなら、もっときれいでしょうね。
こちらは鞍馬駅。風情があります。
そして必見なのが、鞍馬駅前にあるこちらの天狗。今年の冬には大雪で鼻が折れたと報道されましたが、今はこのとおり大丈夫です。
鞍馬寺の愛山費が100円お得!
鞍馬寺で愛山費300円が200円になりました。
数十円の割引かと思っていたのですが、なんと100円ディスカウント!かなりお得です。
貴船神社の本殿で「参拝記念品」がもらえる!
貴船神社の本殿の授与所では、このような便箋を無料でいただけました。ありがたいことです!
鞍馬寺の山門前にある岸本老舗で「木の芽煮」が10%ディスカウント!
鞍馬寺の山門前には、大通りに面していくつかのお店が軒を連ねています。
その中の一つ「岸本老舗」では、地元で大人気のお土産「木ノ芽煮」が10%オフ。通常648円のところ583円となんと65円引きで買うことができました。
お店の人に訊ねると、「木の芽煮」以外の佃煮なども10%オフになるそうです。これはお得ですね!
くら満荘(くらまそう)で食事をするとコーヒーが無料に!
せっかくの特典を使わないともったいない!というわけで、お昼も「くら満荘」にしました。こちらで食事をすると、鞍馬の岩盤水で淹れたコーヒーが無料でいただけるのです。これがまた、おいしい! コーヒーの写真は撮り忘れましたが。
なお、くら満荘は鞍馬川のほとりに建っている料理旅館。リーズナブルなランチなどもあり、美しい川辺の景色を眺めながら食事ができました。
この日いただいたのは「牛若膳」。税込1944円でした。
以上、叡山きっぷの特典の一部をお伝えしました。
仁王門と仁王門周辺の駐車場
鞍馬寺山門前辺りには数多くの民間駐車場があります。
1回あたり500円が相場のようです。駐車場はたくさんあるので、すべてが満車になることは滅多にないように思います。
参道前の道はこのような感じです。
鞍馬寺は宇宙エネルギーに満ちたパワースポットです。
大階段をのぼっていくとすぐに仁王門(山門)が見えてきます。
山門で拝観料(愛山料) を納め、門をくぐります。
いきなり長い階段です。
最初の階段をのぼったところに、きれいな公衆水洗トイレがありました。
普明殿、魔王の瀧
トイレの斜め前あたりにあるのが普明殿(ふみょうでん)で、ここからケーブルカー(片道200円)が出ています。
ケーブルカーに乗る際には、このような券売機でキップを購入します。
参拝者が多い時は臨時運転も行っています。
線路の長さは200m強ですが、26.5度もの急勾配をのぼっていきます。
かなりの迫力です。
ケーブル駅を降りたところには多宝塔があります。
ケーブルカーを使わず、歩いてのぼることもできます。
山麓から本殿までは約1キロの道のりです。
健康のためにもできるだけ歩きましょう。
こちらは吉鞍稲荷社(よしくらいなりしゃ)です。
「魔王の瀧」なるところもありました。
崖の上には護法魔王尊が祀られ、太古から鞍馬山にエネルギー(元気)を満ち溢れさせているそうです。
大杉さんと火祭りで有名な由岐神社(ゆきじんじゃ)
鬼一方眼社を経て、由岐神社の鳥居が見えてきます。
中央に階段のある割拝殿と呼ばれる珍しい拝殿を抜けたところにあるのが、御神木『大杉さん』です。樹齢800年で「一心に願えば願事が叶う」とされています。
こちらが由岐神社の本殿です。
由岐神社は、京都三大奇祭「鞍馬の火祭り」としても有名なところです。
神社境内には、「天狗みくじ」なるものもありました。
キーホルダーとしても使えます。
たくさんの絵馬もかかっていました。
由岐神社だけでも大きなご利益がありそうですね。
中門(ちゅうもん)と美しい灯籠
由岐神社を後にすると、このようなモニュメントが置かれたところへ出てきました。
鞍馬山の本尊である尊天「宇宙生命・宇宙エネルギー・宇宙の真理」を具現化したものだそうです。
双福苑を渡っていきます。
道はまだまだ先へと続いています。
ようやく中門へたどりつきました。
階段をどんどん上っていきます。
この辺りの灯籠も美しいですね。
これは夕暮れ時に撮ったもの。薄暗くなった時の灯籠も幻想的です。
こちらは巽の弁財天社です。
本殿の東南(巽)にあるので、このように呼ばれています。
いよいよ本殿も近くなってきました。
本殿金堂・金剛床
再び手水舎です。
休憩所である洗心亭を越えると、視界が急に開けます。
こちらは板石。本殿後方より出土したものです。
こちらが本殿金堂です。
本殿金堂前の金剛床は最もパワーが集中しているスポットと言われています。
この本殿金堂を経て、奥の院、貴船へ抜けることができます。
木の根道(きのねみち)、奥の院魔王殿
その本殿金堂の横からはさらに奥の院へと向かう参道が続いています。
険しい階段が続きます。
奥の院は結構奥まったところにあります。
なかなかたどり着きません。
「大杉権現」という標識があったので立ち寄ることにしました。
木の根道なるところ。すごい迫力です。
大杉権現社を経て、再び参道へ。
僧正が谷不動堂へ着きました。
不動明王を祀っています。
奥の院はもうすぐです。
ついに、奥の院魔王殿へ到着しました。
ここから貴船神社までは647メートルです。
奥の院まで行くと疲労度はかなり増します。
ちなみに、ここからだとできればそのまま貴船神社へ抜けてしまった方が、本殿へと引き返すよりも楽です。
こちらは貴船に降りたところにある西門。
魔王殿まで行ったなら、こちら(貴船)へ抜けてしまった方が楽ですね。
ちなみに、この西門のすぐそばに、貴船神社の本宮があります。