(基本データ)
名称:南禅寺(なんぜんじ)
住所: 京都府京都市 左京区南禅寺福地町86
TEL: 075-771-0365
拝観時間:
12月1日~2月28日 午前8時40分~午後4時30分
3月1日~11月30日 午前8時40分~午後5時
※無休。ただし、年末(12月28日~31日)は一般の拝観不可。
料金:境内無料
ただし、下記の場所は有料。
■方丈庭園……一般500円、高校生400円、小中学生300円
■三門……一般500円、高校生400円、小中学生300円
■南禅院……一般300円、高校生250円、小中学生150円
駐車場代……普通車2時間1,000円
所要時間の目安:40~120分
アクセス
ネジリマンポから中門
地下鉄東西線を利用する場合、蹴上駅の1番出口から出ます。

蹴上駅から南禅寺へのマップは下記のとおり。


京都市動物園の方にまっすぐ進むと「南禅寺前」の交差点に出るのですが、近道もあります。それはこの「ネジリマンポ」と呼ばれるトンネルをくぐっていくことです。ここはインクライン跡にもなっています。詳しくは別記事[琵琶湖疏水記念館 | 蹴上インクライン(疎水について学べる貴重な観光スポット)]をご覧ください。

道なりに進んでいくと、途中でカーブし、このような門が見えてきます。

金地印の門です。
この門をくぐり、すぐ右手の方に南禅寺があります。

こちらは南禅寺の中門。

南禅寺は、臨済宗南禅寺派の大本山です。
三門
中門をくぐり、すぐ左斜め方向に見えるのが、重要文化財の三門です。
1628年に建立されました。堂々たる風格です。

この三門の前には「佐久間灯籠」と呼ばれる石灯籠があります。
画像では大きさがよく分からないと思いますが、とにかく巨大です。
こんな石をどうやって見つけ、どうやって運んできたか不思議です。

三門を下から見上げたところです。

南禅寺の境内に入るのは無料です。
無料でも結構楽しめると思いますが、気になるので三門へのぼることにしました。
大人は500円。
階段は、結構急でした。

三門の上からは360度景色が見渡せ、市街地も一望できます。

こちらは天授庵方面。

こちらは正因庵方面。

こちらは法堂です。

鐘楼が見えます。

再び市街地方面。

楼上には釈迦像などがありますが、撮影禁止です。
法堂
三門を降り、法堂(はっとう)の方へ向かいます。
苔がきれいですね。

こちらが法堂。フォルムも美しく、周りの木々とも見事にマッチしています。


法堂を後にし、水路閣へ。
水路閣
南禅院の手前にある水路橋が「水路閣」。
琵琶湖疏水の事業の一環として、南禅寺境内内に建造されました。



水路閣はどの角度から見ても本当に美しいですね。
方丈と庭園
水路閣の奥に南禅院がありますが、ここは別の機会に。

こちらは宗務本所。方丈拝観はこちらで受付をします。
拝観料は大人500円。

中はこのようになっています。

長い廊下です。

こちらは龍虎の間。風情がありますね。

こちらは大方丈庭園。立派な石庭です。


こちらの小方丈庭園も見事な枯山水の石庭です。
小方丈庭園の別名は「如心庭」。「心」の字に庭石を配しています。

こちらは六道庭。六道輪廻の戒めの庭です。

こちらは、蓬莱神仙庭。緑が目に鮮やかな庭です。

長い階段を渡っていきます。


こちらは窮心亭です。


こちらは龍吟庭。池もあります。

こちらは還源庭です。

実に多彩な庭園でした。
南禅寺の周囲には有名なお寺も多くあるので、時間がある方はさらに楽しめそうです。