2016年7月に井筒八ッ橋本舗、伊藤久右衛門、辻利の茶寮都路里、中村藤吉、西尾のぎをん為治郎、福寿園の6カフェへ出かけてきました。
いや~、一度食べてみると本当にはまる抹茶パフェ。京都らしいスイーツも味わえるとあって、京の夏の花形メニューです。
一つ食べると、ついつい他の店でも食べたくなり、口コミやネットでも高評価の6つのお店を一気に巡ってきました。
それぞれに良さがあるので好みが分かれると思いますが、6つの店を個人的嗜好からランキングで紹介します。
【1位】福寿園京都本店
四条・祇園界隈で一番満足度の高かったパフェはこちら。
メディアへの露出があまり高くないせいか、来店者は比較的少なく、年齢層も高め。
しかし、抹茶パフェに関しては、個人的にここのものが最高においしいと思います。
上記の抹茶クリームパフェは税込1,234円です。
ここで紹介している6店舗の中では、中村藤吉に次いで抹茶らしいしっかりした濃厚な味わいです。
それでいて、しつこさを感じないのは、甘味や酸味をあちこちに取り入れているからかもしれません。食べ進める度に新しい食感に驚かされ、抹茶のもつ可能性も思う存分引き出していると思います。総合的に考えると、ダントツでおすすめのパフェです。
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【2位】ぎをん為治郎(西尾)
マカロンや、白玉、小豆、八ッ橋など、数々の和菓子も堪能できるパフェです。
上記の抹茶パフェは税込1,000円です。
甘味を抑え、味の調和もとれていてとてもおいしいパフェです。
しかし、トッピングの賑やかさと比べ、パフェ中央部分が単調な味になっていて、もう一工夫ほしいかなあ、というのが正直な感想です。
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【3位】茶寮都路里(辻利)
行列が絶えない店として有名なのがこちら茶寮都路里(つじり)です。
以下に紹介する2位のパフェと同様とてもおいしいのですが、コスパを考えると3位になりました。
上記のものは都路里パフェ(税込1,177円)です。
冷煎茶から始まり、パフェを食べた後、温かいほうじ茶で締めくくるのがいいと思います。
ほんのりとまろやかな抹茶の味を堪能できる優秀なパフェです。
それぞれの味とのバランスもうまくとれていて間違いなくおいしいですが、値段の割に全体的に単調で、物足りなさを感じてしまいました。抹茶を多用すると、くどくなるため全体的に味を抑えめにしてあるのかもしれませんが、抹茶の味の濃淡をもう少し出すほうが楽しめるのでは、と個人的に思いました。
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【4位】中村藤吉
抹茶アイスは濃厚な味で、申し分なくおいしいです。
生クリームもふんわりおいしく、練乳入りのアイスもおいしかったので、ここまではかなりの高評価です。
少し残念だったのは付け合わせの果物です。
抹茶は味が濃くなればなるほど、くどくなるのですが、甘みのある果物(リンゴやバナナなど)を口に入れると、ますますくどく感じます。抹茶アイスが6店舗の中では一番おいしいと思っただけに、後味も悪くて残念でした。
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【5位】伊藤久右衛門
全体的にうまくまとまっていておいしいパフェで、値段もとても安いのでコスパとしても申し分ありません。
抹茶せんべいや、白玉、抹茶ゼリーなどもおいしかったです。
しかし、生クリームやソフトクリームはごく普通の味なので、その点が少し残念でした。
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【6位】井筒八ッ橋本舗・京極一番街
若者が多い、カジュアルなカフェです。
値段も比較的安く(税込800円)、京都の銘菓を一度にいろいろ味わえる楽しさがあります。
しかし、いろいろなものを寄せ集めた感が否めないため、パフェとしての完成度はあまり高くありません。
一つひとつのものはそこそこおいしいのですが、わらびもちなども袋から出してポンと置いただけという感じなので、もう一工夫ほしいなあ、と思いました。
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