2016年5月17日に出かけてきました。
2017年8月12日に情報更新。
(基本データ)
名称:東映太秦映画村(とうえいうずまさえいがむら)
住所:京都市右京区太秦東蜂岡町10
TEL:075-864-7716
営業時間:9時頃~17時頃(季節や曜日などによって違います)
定休日:設備メンテナンスのため休村あり(ウェブサイトでチェック)
入村料:大人2200円、中高生1300円、子ども(3歳以上)1100円
駐車場:1日1500円
所要時間の目安:240~480分
アクセス
アクセスは? 割引券やクーポンは?
コンビニなどでも200円程度の割引がありますが、バスを利用する際におすすめなのは、京都バスとセットになった割引券(入村券+京都バス1日乗り放題で2400円)。
また、夏休みには「エコサマー」を利用すれば、小児運賃が無料になります。(詳細は、京都市交通局 営業推進室 電話 863-5061)

京都駅の場合、上記チケットは京都駅前のバスチケットセンターで売られています。
バス乗り場D1の前の建物(下記画像の右側の建物)です。

京都駅前で京都バス73号系統に乗り、「太秦広隆寺前」で下車します。

ICOCA(イコカ)を使うと大幅割引になる場合も!
2017年の夏休み、ICOCAを使って出かけてきました。
アトラクション1館付入村券が通常大人2,700円が2,500円に、さらに子ども通常1,500円が1,350円になるからです。
大人1名と子ども2名だと合計500円の割引になります。
方法は簡単。太秦映画村の入り口でICOCAで支払いをするだけです。ただし、映画村ではICOCAへのチャージができないので事前に支払いに必要な額をチャージしておかなければなりません。
なお、JR太秦駅前にはファミリーマートがあるので、事前の買い物にも便利です。
また、映画村へのアクセスも簡単でした。徒歩で3分くらいでした。


電車を利用すると渋滞の心配もないので便利ですね。
太秦映画村ってどんなところ?
大雑把に映画村の内容を分類すると、次のようなものになります。
①時代劇オープンセット
②有料アトラクション
③無料で鑑賞できるショー
④シーズンイベント
このうち、個人的におすすめなのは③と④です。後ほど詳細説明します。
①時代劇オープンセット
映画村には本格的な時代劇オープンセットがあり、一般来場者もそれらのセットを見ることができます。





どれも素晴らしいセットで興味深いです。
また、パディオスには「水戸黄門漫遊の館」の展示ルームや、「中央広場」には「美空ひばり館」などがありましたが、見るだけというのは子どもには辛いかなあ。


うちの子どもも、これらのセットにはほとんど興味を示しませんでした。
②有料アトラクション
太秦映画村には数多くの有料アトラクションがあります。
映画村を歩いて回っていると、うちの子も有料アトラクションに興味ありありでした。
しかし、有料アトラクション(大人500円、子ども400円)は値段の割に微妙です。しかも、フリーパスもありません。
こちらは、2016年の3月に新設されたアトラクション「レーザーミッション脱出の城」。

楽しそうに思えたので入ってみましたが、薄暗い廊下を歩いたり、10メートルくらいのトンネルをくぐったり、すべり台ですべったりするだけ。レーザー光線の間をくぐり抜ける最後のアトラクションは唯一興味深かったですが、ロープくぐりのロープが光線になっただけ、みたいな感じ。
うちの小さな娘には、ルールそのものが全く分からなかったようでした。
③無料で鑑賞できるショー
映画村は、無料で鑑賞できるショーのみでも十分楽しめます。
と言うか、無料のショーこそ、最も映画村を満喫できる場所だと思います。
特におすすめなのは、「中村座」で行われるショーです。
なぜ「中村座」かと言うと、映画村の中では、ここが一番観客席が多いからです。つまり、最も多くの観客数が見込まれるショーがここで行われるのです。
映画村に入ると受付で、当日のタイムテーブルが配られます。
中村座で行われるショーは、全て鑑賞でOKでしょう!

例えば、こちらは「中村座」で行われていた「激突!忍者サスケショー」。役者さんのレベルも高く、アクロバット的な演技を見ることもでき、かなりの迫力です。



また、東映演技者による「ちゃんばら辻指南」というものも面白かったです。



さすが映画村!迫真の演技です。
意外と面白かったのが、「シネマスタジオ・ライブ 撮影の時間ですよ!」です。



どのようにして撮影練習が行われ、どのようにして本番撮りがされ、どのような感じで映像として流れるかが、よく分かります。
このやりとりが、とてもおかしく、会場は爆笑の渦。

その他、「おもしろ学習館 寺子屋」というものも興味深いものでしたが、こちらは学習中心なので小さな子には難しいかも。

映画村では、無料のショーが充実しているので、それだけでもかなり楽しめます。
④シーズンイベント
無料ショーと並び、おすすめなのはシーズンイベントです。行楽シーズンや夏休みなど、多くの来場者が見込める時期に行われるものは必見のものも。
例えば「宇宙戦隊キュウレンジャー」のショー。
画像がなくて申し訳ありませんが、「パディオス3階」で行われていました。
「パディオス3階」で行われるものについては、必ず観るようにしましょう。なぜなら、「パディオス3階」は「多目的ホール」という相当大きなホールになっているため、ここで行われるショーは相当多くの来場者が見込めるものなのです。
「水かけまつり」には、水鉄砲を持参で!
夏休みに行われる「水かけまつり(無料)」もおすすめです。
撮影は禁止なので画像はありませんが、巨大な忍者や、忍者の援護である水射撃の量も半端ではなく、水着でないと参加が無理なイベントです。
会場には子どもたちの歓声が響いています。
なお、できれば自宅から水鉄砲を持っていくほうがいいです。会場で1,000円で買うこともできます。
水鉄砲は必須ではなく、会場で用意されているプラスチックコップを使って楽しんでいる子どもたちも多かったです。
なお、着替えのテントも会場横に男女別で設置されていました。
「水の迷路」にも子どもたちは大喜び!
うちの子どもが大喜びしていた水着着用のイベントが「水の迷路」。こちらは有料ですが、暑い夏の子連れには必須でしょう。アトラクションでありながら、25分もの間、水遊びが楽しめるのでかなりコスパもいいです。

一見、ただのフワフワようなのですが、泡まみれになるコーナーや、頭上から水がザバーッと落ちてくるコーナーや、水の大砲が飛び出してくるくるところなどもあり、あっという間に25分が過ぎてしまいます。
水着を着用すると、他の館内には(多分?)入れないため、「水かけまつり」の前後にこちらを楽しむのがおすすめです。
着替えのテントも、「水の迷路」のすぐ近くにありました。テント利用料は無料です。

私の場合、親子で楽しむことにしたので手荷物をどこかへ預ける必要がありました。そこで、荷物はすべてパディオス1階のコインロッカーへ入れました。コインロッカーは意外と空きが多かったです。
有料のためでしょうか。なお、投入したコインは返却されませんので注意が必要です。

これで、「水の迷路」の準備も万端!
ナイター営業開催中は、敷物があると便利!
夏休みということで、ナイター営業も行われていました。
今回は、暗くなる前に「和太鼓ライブ」だけを見ることにしました。
会場は「アトラクション広場」。ステージ前の芝生のところに直接座りました。敷物を持参しておけば、なお良かったかも。

ステージの周りには屋台も幾つか出ていました。

ジャンボウィンナー350円、とり天300円、たこ焼500円などです。
食事ができる場所は? お弁当の持ち込みは?
こちらは、パディオス1階のレストラン。

パディオス周辺の食事処も大体上記のような値段で、やや高めです。
少しでも食事代を安く済ませたい方におすすめの場所は、中央広場の奥の「角櫓休憩所」に併設されている食事処。


こちらでカレーライスを食べました。料金は560円です。

味は、う~~ん。コンビニのカレーの方がおいしいかも。まあ、お腹はいっぱいになりました。
この食事処のある「角櫓休憩所」は無料休憩所にもなっているので、この休憩所内でお弁当などを食べることもできます。

「角櫓休憩所」のある「中央広場」のベンチでも、持ち込みのお弁当などを食べることができます。気候のいい時には、外の方が気持ちいいかも。

映画村では、いろいろな楽しみ方ができますね。